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神の左手悪魔の右手

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自分の体の主な部位で無くなったらこれはたまんないなぁと思う一番の部位はやっぱり手なんじゃないかなって思う。足が動かない不便さと手が動かない不便さだったらどっちも嫌だけど手が動いてる方がだいぶましだと思いません? 車椅子バスケも出来るし、車の運転も出来る、リキラリアットだって思いのままだ。体の部分で逆にもう2本くらいあってもいいなぁって思うところって手ぐらいじゃない? 足が4本じゃ邪魔だし、耳が4つとか、目が4つとかあっても気持ち悪いし。でも手は邪魔にならないし、むしろ日常生活であー、もっと手があればって思う事ってあると思う。車で電話しながら運転も出来るし、スキーしながらスニッカーズをぱくつくことだって出来る。それに、腕が4本もあればそれはもうすごい愛撫が出来ると思いませんか? 右乳と左乳を揉んでもまだ2本も腕がフリーなんだよ、あぁもう、どうしよう、何しよう、、、。
す、すいません、とりみだしました。
そんな増やしたいくらい有用な体の部分、「て」なんですけど、何ゆえこんなに有用なのか? それはフレキシブル性に非常に富むという事だと思います。人間の手ほど優秀なマニュピレータはありません。つかむ。投げる、みたいな単純な動作も、針に糸を通すような細かい動作もこなします。絵もかけるし、背中もかける。いやほんと素晴らしい。
ただそんな完璧な手にも不満があるのです、それは完璧すぎること。つまりフレキシブルすぎるという事です。なんでも出来る手ですけど、どれもそこそこにこなすだけでその作業に特化した手には敵わないのです。いくら手でビール瓶が切れるからと言って、やっぱり大根切るには包丁の方が切り易いでしょう。だったら料理人の手は包丁でいいじゃないかって思うのです。
うちは今、毎日毎日ダンボールと格闘してるわけですが、どんだけこの人差し指がカッターだったらと思わずにはいられませんよ。確かに手はカッターを持てますが、指がカッターだったらもっと素早くダンボールを解体できるんです。履歴書書いてて写真をはっつけようと思い糊を探してるときも、あーこんなとき小指の先を外すとスティック糊だったらどんなに便利か! と思ったりします。
クローンだなんだと言う前にもう僕たちは手をチューンドしていく時代に入らなくてはいけないんじゃないかって思います。手のフレキシブルな動きが人間に知恵を与え、繁栄を持たらした、だけどもうその恩恵は十分享受しただろう。そろそろ次のステップに進むべきだ人類は。
近い未来そう言う風に自分なりのチューンを楽しめるようになればいいなと。
クローン技術で自分の代替品を作るよりもよっぽど健全で人としてまっとうな気がしませんか?
さて、そういう時代がくればあなたはどんなチューンを施しますか? 
職業に適したチューンをするのもよし、機能よりも美しさを求めるのもいいかも知れない。さしあたってうちは左手のどっかに爪きりと耳掻きをつけます。
また男にとって手とは女性よりも特別な意味があります。それは武器として意味です。まぁ最近の女性は強いので男を殴ったり平気でするのかもしれませんが、基本的にやっぱりバトルは男のものでしょう。そうなると自分の両手を戦闘に特化させる人たちが現れてもおかしくありませんし、漫画やアニメなんかじゃ手からいろんなもんを出したりするのは日常茶飯事です。やれ仕込み銃や、やれドリルや、やれロケットパンチだ、強くチューンしたいという思いは男なら絶対あるでしょう。うちも右手にニードルガンとか仕込んで不意をついて、不意をつき窮地を脱した上、相手を見下ろしながら言いたいもんです。
「奥の手は最後までとっておくものだよ」って。
ただチューンするのはいいですが、男は女よりもそういうものに対して見境がないので注意が必要です、車やバイクや自作PCのようにやりすぎないように。せめて温もりだけは残しとくように。なぜなら男にとって手にはもうひとつ特別な意味があるですから。
ひとつ1人のひめはじめー。右手よ今年もよろしくなー。(JASRAC0023443-332332)

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