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[件名]
肉体派
[本文]
お笑いの人にはしゃべくりを主体に笑いをとる、頭脳派と、リアクションを主体に笑いをとる肉体派と分かれる。もちろん芸人の誰もがどちらともの要素を兼ね備えてるんだけど、やっぱりどっちかを重きにおいている。そう考えると、「五体不満足」の著者。乙武さんは体が資本という意味で肉体派に分類されてもいいだろう。他の追随を許さない、卑怯ともいえるインパクト、そしてオリジナリティー、ちびきゃら、でぶきゃら、メガネきゃら、外人きゃら、どんだけ束になってもかなわないそのキャラは反則ギリギリなんじゃなかろうか? 手足欠損キャラって。
ところで 彼の先輩に、ジオンの整備兵に「足なんて飾りです」と言わしめた、ケニー君がいる。下半身をスケボーに換装して機動力を飛躍的にアップさせた、あのケニー君だ。今彼はもう立派な成人男性になっていて、体も上半身ムキムキになっている。でも下半身はスケボーだ。そんな彼は「自分を普通の人としてみて欲しい」と嘆いてた。TVでみた。ごめん無理。だって下半身ない人間ははっきりいって普通じゃないもの。悲しいかな、人間は中身だけで物事を判断するわけじゃない。むしろ外見に中身がひっぱられる事の方がはるかに多いのだ。自分はこんな体だが、めげずにがんばっているぞ。というのは感動を呼ぶ、うちも胸打たれる。でも、自分を普通の人としてみてくれ!というのはエゴでしかない。そんな押し付けされてもこっちが困る。うちは正直そのTVをみてげんなりした。そして乙武さんだ。まさか乙武さんもそんな事いいだしやしないだろうなぁと思ってたら、やっぱり言ってしまっていた。乙武さんは今、なんかライターみたいな仕事をしているらしいのだけど、やっぱりみんなは、自分の事を乙武自身でなく、「5体不満足」の乙武としてみている、それが嫌だ。と。でも嫌だといわれても、やっぱり手足ないし。。。
どうしてそうこだわるかなぁ、これは立派なキャラなんだからもっと誇ってもいいんじゃないだろうか。もっとアグレッシブにアピールしていこうよ。そもそも「5体不満足」にせよ、映画「ケニー」にせよ。普通だったら無理だったことなんだから。そのキャラをもっと煮詰めていけばいいじゃない。オンリーワンなんだから。たとえば、いっこくどうの人形に混ざるというのはどうだろう? ジョージのライバルとかいう設定で。だめか? じゃあ、毎回、乙武さんに着ぐるみをきてもらう、全身着るんじゃなくて、首から下をいろんな着ぐるみにはめてもらうのだ。今日は身長180センチの乙武さんとか、明日はマッチョな乙武さんとか。どうだろう? なかなかいいと思うのだけど。