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受信メール 51
過去コラムログ
[件名]
水木しげるにささぐ
[本文]
うちは幽霊や死後の世界みたいなんは信じてはいないのだけど妖怪や妖精みたいなんはいると思っている。思ってるというより、いてくれた方がたのしげだ。
妖怪にあずき洗いって奴がいる。何をするのか? あずきを洗うのだ。また、まくら返しという妖怪もいる。何をするのか? まくらを返すのだ。 そして、すねこすりという妖怪もいる、何をするのか? そうすねをこするのだ。
なんでそんな地味にちょっかいをかけるかなぁ。
おとぎ話に出てくるように外国の妖精だって地味ないたずらが大好きだ。人を道に迷わせたり、妖精に国に連れて帰ったり、子供を取り替えたり。きっと昔の人は自分の身の回りにおこる不思議な事を全部、妖怪や妖精のせいにしちゃったんだろう。
そう考えるとうちらが普段いらいらってするような事って結構こういった地味な妖怪やら妖精やらが仕組んだ事なんじゃないかって思うのだ。最新刊の漫画をかったつもりが一巻前だったり、バントで一塁線を転がる球がファールになると思わせておきながら結局切れなかったり、CDケースを開けてみたら中身がからっぽだったり、PSでセーブしようと思った所で止まってしまったり、違うチャンネルで同じCMが流れていたり、いやという程、ハウス食品のCMが流れてたり、安全日だと思ったらちっともそうじゃなかったり、友達だと思っていたのに、気づいたら恋に落ちていたり、おばあちゃんが買ってきたおやつは子ども心にへこむものばかりだったりするのはみんなきっと妖怪や妖精のいたずらなんだろう。
そう考えるといらいらすることが多いこの世の中もなんか楽し気に思えてはこないだろうか?