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過去コラムログ
[件名]
フェレット
[本文]
うちは漫画やエッセイでくだらないジャンルのもっともたるものは子育てものとペット飼育ものだと思っている。まぁ全部が全部くだらないとは言わないが9割は下らないと思う。子育てものの下らなさとペットものの下らなさは同軸に無いので子育て物は今回はおいときます。
ペットものがなんでそんなに下らないかというと、作者の思い入れだけでそれらは書かれているので、読者が共感できないというのがある。失敗談系は笑えるのでいいのだけど、「ほのぼの」とか冠がついてるようなものはまぁまず間違いなく「別にあってもなくてもいいようなもの」だ。
それでも世にはペット飼育ものが溢れかえっているのはなぜか?
それは我が子が可愛いからに他ならない。うちは書店で「中島らも」の飼い猫のエッセイを見つけたとき腰が砕けそうになった。あまりに意外だったからだ。中島らものエッセイの帯にはこんな事が書かれている。「天に星、地に猫、神は粋なものを作られた」ベタボメである。
それくらいにペットの可愛いさには魔力がある。とくに子供。人間の子供の中にはぺしゃんこにしてやろうか!というようなガキがいたりするけど、動物の子供はそれがどんな種類であれ大概みていて顔がほっこりしてしまうくらい可愛い。TVで10頭くらいのパンダの子供に囲まれている飼育員をみたときはこのパンダプレイはどこにいったらして貰えるのかと真剣に考えたほどだ。
アフガンにも子猫をたくさん空から散布したらきっとみんな争いを辞めると思う。ホワイトハウスも子猫だらけにしておけばさぞかし世界は平和だろうに。
自分が漫画屋だったりエッセイ屋だったりしたらやっぱり自分のペットを作品にしたいと思う衝動に駆られると思う。でもそれは芸能人がスタジオに犬を連れ込んだり、あまつさえくだらない自分のペット自慢みたいな特番で自分ちのペットを本気で自慢するような恥知らずな行為だと思うし、なにより全然クリエィティブじゃない。ネタを作るのはペットなんだから。
だからうちはうちのフェレットが、よそのフェレットより黒目が大きくてぬいぐるみのようだからといって、顔のパーツのバランスが良い美フェレだからといって、すぐにトイレを覚える優秀な仔だからといって、甘える仕草が悩殺ものだからといっても自分のペットで文章をかこうとは思わないしましてや自分のペットを自慢しようとは決して思わない。そもそもああいう文章をかいていて、、あ、どうしたんですかぁ? お腹すんたいんですかぁ?? おしっこでちゅかー?
す、 すいませんどうしてもしないといけない用事が入ったのでこのへんで終わりたいと思います。