受信メール 欠番:LV1
3/14 23:00 既読
スカイメール
何故かいつまで経っても捨てる事が出来ないものってある。そう例えば、
腐ったみかんとか。いや、うちは捨てていい? と何度も言ってはいるんだけど。
それはさておき、3月14日はホワイトデーだと言う事でお返しのお菓子を買ってきました。
買ってきたのは、神戸の大丸で開催していた、北海道物産展で売っていた、その名も「雲丹スフレ」。そうです、なんとこのケーキ、材料に名前の通りウニを使っています……。なんでそんなん使ったのか。。各地にキワモノ食べ物はありますが、このケーキも話題性だけで作られた、ミュータントスイーツ感に溢れています。
ではさっそく、その雲丹スフレ食べてみます。
切ったら、生地からウニクリームがトローリと!
はい、というのは真っ赤な嘘で、
ほんとうは神戸のケーキ屋「フーケ」で売っていた、パンデローというお菓子です。。ポルトガルで作られていた伝統菓子でカステラの元祖だそうです。450年前のレシピを忠実に再現しているとの事。ちなみにカステラの起源には諸説あって、このパンデロー説もそのうちの一つです。製法が今のカステラに一番近いんだって。
で、そのパンデロー。その名の通りデローとしています。上の写真のように。これはカスタードクリームとかじゃなくって、生地が半生だからです。パンデローってそういうもんらしいです。
食べてみると、食感的にはもちもちとかしっとりとかを超えて、
超にっちゃにっちゃ
しています。にっちゃにっちゃ歯にくっつきます。でもこれはこれで美味しい。味はしっとりとしたカステラです。真ん中のデローはカスタードクリーム風。まぁ、生地の原料が卵と乳なんだからカスタード風になるのは当たり前です。
素朴な味で、クリームのってるケーキみたいに重たくないので1ホールくらいなら平気で食べれそう。あと紅茶やコーヒーよりも熱いお茶とかの方が合ってるような気もします。
神戸の来たら一度食べてみてください。
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さて、月曜日がやってきます。
ストレスでやや登校拒否児童のようになってきてます。体調に出てこないか心配というか、いっそ胃に穴でも空いてくれればリタイヤ出来るのに。そんな心境です。前の職場で仕事が出来なくて周りから責められてばかりの子がいたけど、あの子も毎日こんな心境だったのかなぁ。うちの場合まだ、敵は担当一人だけだからいいけど、その子はただのみそっかすだったから味方もいなかったし、さぞや辛かったことでしょう。うちもそういうタイプにはがんがん責めるタイプですが、これからはそういう人を見たら、少しは優しくしてあげよう。
そんな気持ちになっています。あー、全身がストレスでざわざわする。
★WEB拍手のレス★
受信メール 235:LV1
4/20 10:50 既読
ロングメール
[宛先]
ゆう
[件名]
ピンク色のパラサイト
[本文]
4月最初の日曜日近所が花見のピークっぽいので一人で近所の花見スポットに行ってきました。桜トンネルという通称を持つ有名な道路が近所にあるんです。なんか旦那が働いてる中、BLOGのネタを探しにいっている暇な主婦みたいで(悪意がこもった偏見)なんかみっともない気もしますが家に篭っていてるのもなんなので目をつむります。
「桜は人の心を狂わせる」
出展は何なのか分かりませんが、「桜の木の下には死体が埋まっている」と同じくらい有名なフレーズだ。桜の花粉には幻覚成分が含まれていてそれが人の心を惑わせるのだ。などどまことしやかに言われたりするが実際はどうなのだろう。植物には動物のフェロモンのように化学物質を放出して他の植物や動物に影響を与えることが知られている。それをアレロパシーと呼ぶのだがそんな成分を桜も放出してるのだろうか。
しかしこれほど日本人に愛されている花も無いでしょう。日本を代表する花は? と聞かれたら9割くらいが桜と答えるんじゃないでしょうか。僕もわざわざそれを見に足を運ぶくらいですから。試しに歌マップ検索してみたら桜のタイトルが含まれる曲は約150曲。薔薇で30曲、ひわまり40曲と圧倒的です、桜と対して違わないのに梅にいたってはたったの8曲
桜トンネルに向かう途中にも桜はいたる所に植樹されていて、別に桜スポットにまでいかなくてもここで十分なんじゃないのか? そう思えるくらい立派な花を咲かせている桜があちこちに。きっと桜並木なんて日本全国街の大小に関わらずたくさんあるんだろう。好き過ぎるだろう日本人。日本人がなんで桜が好きなのか考えてみたところ、日本人がどうとかではなくて桜の宣伝が上手いのではないのだろうか。桜はセルフプロデュースが上手な花だ。見た目なんか梅とほとんど変わらない癖に梅の方はイマイチブレイクしていない。大阪の壁を越えられない吉本芸人みたいだ。そんな桜のプロデュースポイントを考えてみると、

(桜トンネルに向かう途中で見つけた桜。)
桜のやらしい所。
・まず色がピンク。あくまで淡い控えめなピンク。女性をターゲットにしています。桜色なる言葉までゲットする。梅色は無いのに。
・花が小さい。ひとつひとつのボリュームを小さくする事でよく見ると相当威圧的なのに「可憐」というイメージを得ることに成功。
・4月に咲く。季節の変わり目に咲くのも記憶に残りやすくする戦略に違いない。花見なんかを考えるにもっと暖かくなってから咲けばいいのにあえてこの時期に咲くいやらしさ。
・すぐ散る。本当はもっと堪えきれる筈なんです。でもすぐハラハラと散る。儚さを印象付けると共に日本人の限定に弱いという心理を巧みにつく。
・普段は凄く手を抜いている。実際のところ実働一ヶ月です。他の月は遊んで暮らしています。冬など葉っぱすらつける気なし。
逆に言えばここまでしないと日本一の座は守れないのだ。
桜のもう一ついやらしい所は、大量にピンクの花を咲かせることによって本体の薄汚さから視線を切らすことに成功していることだ。
幹なんてこんなんだ。

苔生しとるがな。
若い樹はまだすべすべしているが、大きくなると松の木肌の方がよっぽど綺麗に見える。お、枝からではくそんな幹からも花が咲いている。なんかまるで桜の木の中から花が突き破って外に出てきたみたいだ。

……うち今えらい事に気づいてしまった。
桜の花って本当に桜の木の花ですか? あまりに4月の桜とそれ以外の月の桜にギャップがありすぎやしないか……。
もしかして、桜の花だと思って眺めているものは、桜の木に寄生したヤドリギのような植物では無いないのか。いやもしかしたら植物ですらないかも知れない。これなら普段の桜のやる気のなさも分かる。養分吸い取られているのだ。桜の花的ななにかに。本来の桜の花は奴らに養分を吸われて決して花開く事は無い。そしてそれが真実なら僕達が桜を異常に愛する理由も解明出来ます。
僕達、桜の花的ななにかの中間宿主になっている可能性が考えられるのだ。
つまり、桜の花的ななにかは一度僕達の体を経由して桜に寄生しているかも知れない可能性だ。
寄生虫の中には中間宿主をマインドコントロールするかのごとく行動を操作する種がいる事は有名な話だ。カタツムリに寄生するレウコクロリディウム。アリに寄生する槍型吸虫。カニに寄生するフクロ虫。蟷螂に寄生するハリガネ虫。これら全て中間宿主を自分に有利に働くように行動をコントロールする。レウコクロリディウムと槍型吸虫は終宿主である鳥・羊に食べられやすいように中間宿主であるカタツムリ・蟻を捕食されやすい場所にいざなう。フクロ虫はカニの生殖機能を奪い性別すら変化させ、脳をのっとり行動をコントロールする。ハリガネ虫は終宿主の魚に移動する為、蟷螂に入水自殺を命じる。その仕組みはこんな原始的な生物のどこにこんな高度なシステムが備わっているんだろうか? と戦慄を覚えるほどだ。そんな物に操られるのはせいぜい虫やカニくらいのもので哺乳類を操作なんて出来ないだろうと思っているかも知れないが実際にひつじの脳に寄生する寄生虫は旋回病という病気をもたらす。これはその名の通り同じ所をぐるぐると旋回行動をとってしまう病気だが、これは寄生虫が終宿主である狼に食べられやすいように羊をコントロールしているからだ。
ならば僕達日本人がやたらめったら桜を植樹するのも桜の花的ななにかが終宿主である桜の樹に寄生しやすいようコントロールされているからと考えられなくはないか。僕らが桜というよりも桜の花のみに執着するのもこれなら納得出来る。そのコントロールの強度は桜の枝を折ることに罪悪感を覚えるほどに強固なのだ。今までそれは道徳心だと思っていたものが実は桜の花が自分に危害が及ばぬよう操作しているからだったとは。
この事実に気づくともさもさと生い茂る桜の花が急に得たいの知れない侵略者に見えてこないでしょうか。
「桜は人の心を狂わせる」
日本の国花とまでなっている桜。もうすでに日本人は桜の花的ななにかに狂わされてしまっているかも知れない。そして今年もおびただしい程の花びらのような死骸を残して、桜の花的なパラサイトはじっと僕らの体の中で眠り続けるのだ。来年の花見のその日まで。