受信メール 欠番:LV1
7/2 22:30 既読
スカイメール
CUBEのCM作ったクリエイターさんの別の作品。こっちはドラえもん
それはさておき、ナイナイのオールナイト日本のわんコーナーに「泣ける絵本」というコーナーがあります。これは本気で泣ける絵本の原作をリスナーから募集して、良い作品が集まったら絵をつけて本当に泣ける絵本として本にしよう。という意図の元始まったものなのですが、最初こそ本気で泣ける絵本になりそうな原作を葉書職人たちも書いて送ってきていたものの、飽きてしまったのか思い思いに遊びだして結局はいつものネタ葉書ばかり集まるコーナーになってしまってました。
パターンとしては、いかにも感動的な結末が待っていそうなストーリー展開で、最後にオチがつくというものが多い。
このコーナー、2005年から2008年まで続き、いったん終わってこないだまた復活したんです。久しぶりにリアルタイムでラジオでこのコーナーを聞いたらやっぱり泣かせる気は0でした。そんな中でもおもしろかったのが下に紹介する泣ける絵本。
「僕らの秘密基地」
秘密基地で遊んでいた子供たちが大人になってあの頃を振り返りながら、今の生活を語る。という如何にもな話なんですが……。
1、2が消えちゃってるのが凄く残念。
おもしろいので、今週から独立したコーナーになるようです。
さっそく今日聴いてみます。
★WEB拍手のレス★
「買い物お疲れ様でした。」
ユニクロTシャツしか買ってないですけどね!
「プチ日記が更新されてるー。やったー!ありがとう〜。」
愚痴ばっかりですいません。
「ひかりTVのCMは好きです。「夏がく〜ればボー」ってやつ。」
それ知らないです。そんなバージョンあったかしら。
「小学館の恐竜図鑑を、飽きずに何度もながめてた頃を思い出します。」
僕も図鑑大好きっ子でした。わくわくしますよね。図鑑。
「つ 「古世界の住人」 イラストサイト 想像の生き物が面白いでつ」
未来の冗談ぽいのが多いですねー。ディクソンさんを超える人物が現れて欲しいものです。
受信メール 235:LV1
4/20 10:50 既読
ロングメール
[宛先]
ゆう
[件名]
ピンク色のパラサイト
[本文]
4月最初の日曜日近所が花見のピークっぽいので一人で近所の花見スポットに行ってきました。桜トンネルという通称を持つ有名な道路が近所にあるんです。なんか旦那が働いてる中、BLOGのネタを探しにいっている暇な主婦みたいで(悪意がこもった偏見)なんかみっともない気もしますが家に篭っていてるのもなんなので目をつむります。
「桜は人の心を狂わせる」
出展は何なのか分かりませんが、「桜の木の下には死体が埋まっている」と同じくらい有名なフレーズだ。桜の花粉には幻覚成分が含まれていてそれが人の心を惑わせるのだ。などどまことしやかに言われたりするが実際はどうなのだろう。植物には動物のフェロモンのように化学物質を放出して他の植物や動物に影響を与えることが知られている。それをアレロパシーと呼ぶのだがそんな成分を桜も放出してるのだろうか。
しかしこれほど日本人に愛されている花も無いでしょう。日本を代表する花は? と聞かれたら9割くらいが桜と答えるんじゃないでしょうか。僕もわざわざそれを見に足を運ぶくらいですから。試しに歌マップ検索してみたら桜のタイトルが含まれる曲は約150曲。薔薇で30曲、ひわまり40曲と圧倒的です、桜と対して違わないのに梅にいたってはたったの8曲
桜トンネルに向かう途中にも桜はいたる所に植樹されていて、別に桜スポットにまでいかなくてもここで十分なんじゃないのか? そう思えるくらい立派な花を咲かせている桜があちこちに。きっと桜並木なんて日本全国街の大小に関わらずたくさんあるんだろう。好き過ぎるだろう日本人。日本人がなんで桜が好きなのか考えてみたところ、日本人がどうとかではなくて桜の宣伝が上手いのではないのだろうか。桜はセルフプロデュースが上手な花だ。見た目なんか梅とほとんど変わらない癖に梅の方はイマイチブレイクしていない。大阪の壁を越えられない吉本芸人みたいだ。そんな桜のプロデュースポイントを考えてみると、

(桜トンネルに向かう途中で見つけた桜。)
桜のやらしい所。
・まず色がピンク。あくまで淡い控えめなピンク。女性をターゲットにしています。桜色なる言葉までゲットする。梅色は無いのに。
・花が小さい。ひとつひとつのボリュームを小さくする事でよく見ると相当威圧的なのに「可憐」というイメージを得ることに成功。
・4月に咲く。季節の変わり目に咲くのも記憶に残りやすくする戦略に違いない。花見なんかを考えるにもっと暖かくなってから咲けばいいのにあえてこの時期に咲くいやらしさ。
・すぐ散る。本当はもっと堪えきれる筈なんです。でもすぐハラハラと散る。儚さを印象付けると共に日本人の限定に弱いという心理を巧みにつく。
・普段は凄く手を抜いている。実際のところ実働一ヶ月です。他の月は遊んで暮らしています。冬など葉っぱすらつける気なし。
逆に言えばここまでしないと日本一の座は守れないのだ。
桜のもう一ついやらしい所は、大量にピンクの花を咲かせることによって本体の薄汚さから視線を切らすことに成功していることだ。
幹なんてこんなんだ。

苔生しとるがな。
若い樹はまだすべすべしているが、大きくなると松の木肌の方がよっぽど綺麗に見える。お、枝からではくそんな幹からも花が咲いている。なんかまるで桜の木の中から花が突き破って外に出てきたみたいだ。

……うち今えらい事に気づいてしまった。
桜の花って本当に桜の木の花ですか? あまりに4月の桜とそれ以外の月の桜にギャップがありすぎやしないか……。
もしかして、桜の花だと思って眺めているものは、桜の木に寄生したヤドリギのような植物では無いないのか。いやもしかしたら植物ですらないかも知れない。これなら普段の桜のやる気のなさも分かる。養分吸い取られているのだ。桜の花的ななにかに。本来の桜の花は奴らに養分を吸われて決して花開く事は無い。そしてそれが真実なら僕達が桜を異常に愛する理由も解明出来ます。
僕達、桜の花的ななにかの中間宿主になっている可能性が考えられるのだ。
つまり、桜の花的ななにかは一度僕達の体を経由して桜に寄生しているかも知れない可能性だ。
寄生虫の中には中間宿主をマインドコントロールするかのごとく行動を操作する種がいる事は有名な話だ。カタツムリに寄生するレウコクロリディウム。アリに寄生する槍型吸虫。カニに寄生するフクロ虫。蟷螂に寄生するハリガネ虫。これら全て中間宿主を自分に有利に働くように行動をコントロールする。レウコクロリディウムと槍型吸虫は終宿主である鳥・羊に食べられやすいように中間宿主であるカタツムリ・蟻を捕食されやすい場所にいざなう。フクロ虫はカニの生殖機能を奪い性別すら変化させ、脳をのっとり行動をコントロールする。ハリガネ虫は終宿主の魚に移動する為、蟷螂に入水自殺を命じる。その仕組みはこんな原始的な生物のどこにこんな高度なシステムが備わっているんだろうか? と戦慄を覚えるほどだ。そんな物に操られるのはせいぜい虫やカニくらいのもので哺乳類を操作なんて出来ないだろうと思っているかも知れないが実際にひつじの脳に寄生する寄生虫は旋回病という病気をもたらす。これはその名の通り同じ所をぐるぐると旋回行動をとってしまう病気だが、これは寄生虫が終宿主である狼に食べられやすいように羊をコントロールしているからだ。
ならば僕達日本人がやたらめったら桜を植樹するのも桜の花的ななにかが終宿主である桜の樹に寄生しやすいようコントロールされているからと考えられなくはないか。僕らが桜というよりも桜の花のみに執着するのもこれなら納得出来る。そのコントロールの強度は桜の枝を折ることに罪悪感を覚えるほどに強固なのだ。今までそれは道徳心だと思っていたものが実は桜の花が自分に危害が及ばぬよう操作しているからだったとは。
この事実に気づくともさもさと生い茂る桜の花が急に得たいの知れない侵略者に見えてこないでしょうか。
「桜は人の心を狂わせる」
日本の国花とまでなっている桜。もうすでに日本人は桜の花的ななにかに狂わされてしまっているかも知れない。そして今年もおびただしい程の花びらのような死骸を残して、桜の花的なパラサイトはじっと僕らの体の中で眠り続けるのだ。来年の花見のその日まで。